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2017-01-03

年始のご挨拶:初詣は古くない・浅草の初詣

あけましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願い致します。

Tetsuです。

遅くなりましたが、ご挨拶させて頂きます。

さて、挨拶だけというのも微妙なので、

今回は初詣について考えたいと思います☆

 

初詣という言葉は実は古くない

実は、さっき論文検索して知ったんですけど、
初詣はあまり古い言葉じゃないみたいですね。

習慣としては、
もっと前からあるみたいですが…

僕も風俗史をもう少し見ないと
迂闊なことは言えませんね。

でも、少なからず
初詣が古くからある伝統的な

”言葉”

ではないことは確かですね。
コレ結構パンチあるような気がします

習慣として、以前に見られても、
プラクティカルには全く違った行為であり、
プラグマティカルにも、全く違う行為であって、
ここに繋がりはない。
※プラクティカル=plactical 実践的に
※プラグマティカル=pragmatical 実際的に 実用的には?

けれども、ここに繋がりをみて、
以前の…

”年籠り”とつなげて同じ

という論述は、

同一信仰の一貫性

という神話に基づいてなされる
そんな気がするな…

初詣は古くない

伝統でもなんでもない。

但し、一つだけ事実がある。

それは、どういう形であれ、

神仏に対する信仰は存在する。

年末年始という時間は固定できるけど、

どういう形態で、
誰に向かって行うか?

これは多様だということ。

これがさっき言った。
プラクティカルにも
プラグマティカルにも
違うといったことの意味です。

実践的には、やってる内容が変わってる。
実際的にも、習慣が変わってるから違う。

これは僕なりの考え方ですが…(-_-;)

ただ一つ、どのようなやり方、
習慣がどれだけ変わっても、
精神的な”信仰それ自体は微塵も揺るいでいない事実”は、

大陸の信仰と大きく異なる点だと思います。

皆さま、初詣は寒いので温かい格好で、
健康にお気をつけてお参りくださいませ。

浅草の初詣

浅草の初詣は一般的に浅草寺へのお参りが一般的です。

初詣→神社

この公式は結構一般的にあると思うのですが、

浅草の場合は、寺の方にお参りに行くのが定式がしています。

 

浅草ではなぜ寺に参拝するのか?

これを考える前に、まず、

初詣というと、神社を想像するのが一般的ななのか?

ということについて考えます。

そもそも、なぜ初詣は神社のイメージがあるのか?

これは、最初の方に書いた、”年籠り”という言葉にヒントがある。

これは、江戸時代には、年籠りといって、

町会の代表者が大晦日から元旦に掛けて、

不眠不休で、近くの氏神様のもとに、

集まり篭ることから始まっているそうです。

氏神とは、その土地に土着の信仰対象であり、

これは、神道上の神様にあたります。

神道上の神様ですから、必然的に神社ということになります。

 

だから、初詣→神社のイメージがあるのです。

さて、浅草にも本殿のとなりに神社があります。

でも浅草というと雷門のイメージだと思いますが、

雷門は浅草寺の山門になります。

その道を真っすぐ進むと、浅草寺の本殿があり、

その作りも立派なため、基本的に浅草に初詣に行くと、

皆さん寺にお参りしていることになります。

自覚している人もいれば、

自覚せずに行っている人もいると思います。

ではなぜこんなことになっているのでしょうか?

浅草は観音信仰から始まった寺だから

まず、本殿が立派なのは、元々、浅草は天台宗の寺で、

その前から観音信仰が根付いていました。

観音様ですから神道ではなく、仏教ということになります。

仏教からスタートして、その後、

観音様を拾い上げた功労者の3名を神格化させて、

三社大権現という形に観音様と合わせて人も信仰しました。

のちに、明治元年神仏判前令によって、

仏教の中に人を祀ることを禁止したため、

三社様という形で、浅草神社に信仰対象を移し、

現在の浅草神社(本殿向かって右)へ人の信仰だけ分けました。

元々、観音様の信仰が発祥ですので、

寺の建築が大きくなるのは必然です。

しかし、三社祭りに代表されるように、

神社の祭事にも近代以降は信仰が厚くなり、

現状は、寺へは進行しないが、神社だけ信仰するという、

奇妙な信仰形態が残る珍しい例となっています。

浅草二つの初詣行列

ですから、観光としての初詣を行う人と、

源流の信仰を意識している人は寺へ、

地元の人々と、年籠りの意識が高い人は、

神社へと、二つの行列が存在しています。

面白いですよね?

1か所に2つの初詣行列ですよ。

一方は大行列です。

もう一方は、ちょっと小ぶりな行列です。

どっちを選ぶかは、あなた次第です☆

それでは今日はこの辺で…

またね☆ミ

画商Tetsu

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